blog h1

top > コラム

歯周病ってどんな治療をするの?歯周病の症状に合わせた治療法を解説

こんにちは。
狛江市和泉本町・小田急小田原線「狛江駅」から徒歩3分の歯医者【狛江はやかわ歯科】です。

 

歯周病は、磨き残しが原因で細菌に感染し、歯と歯ぐきの境目にある溝(歯周ポケット)に炎症を起こす病気です。
歯周病に感染し、歯と歯ぐきの境目にある溝が深くなり、4mm以上の歯周ポケットがある人の割合は、45歳以上で過半数という調査結果もあります。

 

(出典:厚生労働省‐歯周疾患の有病状況 より)

 

歯周病は、自覚症状に気づきにくい病気といわれていますが、症状に気づいた時点ですみやかに治療をはじめると、改善に向かうことも可能です。
今回は、あらわれる症状別に、お口の中がどのような状態なのか、また治療ではどのようなことをするのか、解説します。

 

 

歯周病の症状に合わせた治療法

【歯周病の症状1】歯ぐきの赤みや腫れ、歯磨き中に血がにじむ

歯周病に感染し、少しずつ進行している段階です。
歯周ポケットの深さは3〜5mmになり、歯を支えている骨が徐々に溶けはじめます。

 

このような症状では、専用の機械を使った「スケーリング」を行います。
お口の中にたまった歯垢や歯石をしっかりと取り除くことで、改善に向かうことが可能です。

 

また、歯科衛生士によるブラッシング指導もいたしますので、効果的なお手入れを続け、お口の健康を維持しましょう。

 

【歯周病の症状2】歯ぐきがブヨブヨする、歯ぐきが腫れぼったくなる、口臭が強くなる

このような症状がみられると、歯周ポケットの深さは4〜7mmほどになり、歯を支えている骨が半分近くまで溶かされている場合もあります。

 

歯ぐきの腫れや強い口臭などの症状が続くときに行うのが、「フラップ手術」です。
「フラップ手術」で麻酔をかけてから歯ぐきを切開し、歯ぐきの内側にこびりついている歯石を取り除くことで、歯周病の改善をめざします。

 

【歯周病の症状3】歯ぐきが真っ赤に腫れあがる、膿が出る、歯がグラつく

このような症状がみられるころには、歯周ポケットの深さは6mm以上になり、歯を支えている骨も大きく溶かされ、歯の根が見えはじめます。

 

そこで、顎の骨や歯根膜など、歯周病の進行で溶けてしまった部分を再生させる「歯周組織再生治療」を行います。
フラップ手術と同じように歯ぐきを切開し、こびりついた歯石や汚れを取り除いたあとに薬品を塗布すると、骨の再生を促すことが可能です。

 

 

自覚症状に気づきにくい歯周病は歯科の検診で予防しましょう

歯周病は、治療をはじめるのはもちろん、ならないように予防することも大切です。

 

歯科での定期検診では、お口の中をチェックし、専用の器具で歯垢や歯石をきれいに取り除きます。
また、磨き残しが多い箇所や患者さんお一人お一人のお口に合ったお手入れの仕方など、適切なアドバイスも行います。
毎日の歯磨きに歯科での検診をプラスして、歯周病からお口を守りましょう。

 

歯周病や定期検診に関することなら、狛江市和泉本町の歯医者【狛江はやかわ歯科】におまかせください。

 


狛江はやかわ歯科の歯周病・再生療法のページはこちら >